医療関連機器販売

MRI室用磁性体センサー MAGFHY AXIA(マグフィーアクシア)

MRI検査室への磁性体の侵入を未然に防ぎます。

「MAGFHY AXIA」は、MRI装置による重大な吸着事故を防ぐことを目的とした柱形の磁性体検知センサーです。スリムな2本の柱内部に配置された超高感度磁気インピーダンスセンサーが磁性体を検知すると、柱上部のランプと音声アナウンスで注意を促します。また、柱の前で身体を一回転すると、身につけている小さな磁性体を検知できるので、MRI室前に設置することで磁性体の持ち込みを防ぎます。

MRI装置(磁石)に吸着する「磁性体(鉄)」を警告するセンター

センサーが磁場の変化を検知し、うっかり事故を未然防止します。

表示灯(ポール上部)

カタログ[PDF : 5.74MBPDF]
MAGFHY AXIA FAQ[PDF : 125KBPDF]

MR Safetyオーソリティーに学ぶMRI検査

「強磁性体の吸着事故
を考える」

土橋 俊男さいたま市立病院中央放射線科

土橋俊男

MAGFHY AXIA(マグフィーアクシア)

ベクトル検知で、小さな磁性体も検知

磁場変化の「大きさ×方向=ベクトル」を演算処理し、磁性体の移動方向を検知するとともに不要な環境ノイズを抑制。通過磁性体の検知、および、入室前検知の2方式(ハイブリッド検知)に対応しています。

環境ノイズを考慮した感度設定が可能

ドアの開閉や駐車場の自動車など検知不要な環境ノイズを抑制。柱の間を通過する磁性体だけを検知するよう演算処理し、誤警報を低減します。

10段階の感度調節が可能

設置場所の環境ノイズを専用アプリで計測し、最適な感度(警報レベル)に設定します。設置後の感度調節も10段階のロータリースイッチで柔軟に対応可能です。

ランプと声で分かりやすく告知

現在の状況を柱上部の表示ランプが「青/黄/赤」で知らせます。また、検知位置を9ヵ所のエリアゾーンで表示します。さらに、音声アナウンスによる注意喚起も行います。

入室前のスクリーニング検知

入室前に柱付近で人が1回転することで、携帯している小さな磁性体も検知します。

2本柱のスリムなデザイン

威圧感・圧迫感のないスリムな2本の柱で検知します。狭いMRI室前にも余裕を持って設置できます。

製品仕様
項目 仕様値
型式 MA-5000
感度(警報レベル) 10 段階
検知対象物 ゲート中央通過物:点滴スタンド以上の器具
ゲートスクリーニングマット部:鉄製小バサミ、スマートフォン等
摘要MRI装置 縦/横磁場タイプ
動作直流磁束密度環境 ± 8mT 以下
電源 AC100V50 / 60HZ51VA(ACアダプター:DC24V0.55A)(専用コンセントが必要となります)
消費電力 51W ※ 24 時間常時通電
外形寸法(柱単位) W120 × L210× H1557mm
ポール間幅(内寸) ~1550mm
重量 約13Kg
使用環境温度 10~40℃湿度30~75%RH(結露なきこと)
製品構成 本体ポール(2 本)、接続ケーブル、ACアダプター
付属品 判定基準磁性体、取扱い説明書、他
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